イギリスの賃貸物件には、日本のような
「賃貸専用物件」は少なく、ほとんどの物件が
「分譲物件」で、購入者(大家)
が賃貸物件として賃貸市場に出しています。
そのため、それぞれの物件には所有者(大家)がおり、物件のトラブルには大家が対応します。大家の許可無しには、
物件の修理はできません。
大家が海外在住であったり、忙しいなどの理由でトラブル対応ができない場合には、不動産エージェントに物件管理を
任せる契約を結んでいます。
不動産エージェントと大家は、2 種類の内容で契約を交わし、物件の管理者を決めています。
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Letting Only
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テナントを見つけるだけの契約
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Letting and Management
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テナントを見つけ、テナント滞在中は 物件の管理もする契約
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※ フラットの場合、エレベーターや建物の廊下、エントランスなどの共用部分の不具合や修理は、建物管理会社の管轄
となります。また一般的に、フラットの窓や玄関ドアも建物管理会社の許可無く修理することはできません。
弊社が取り扱う物件には大きく分けて3種類あります。 |
1 |
エージェント管理物件(マネージメント物件) |
【メリット】
• エージェントに日本語で連絡、相談ができるので、英語が苦手でも安心
• 日本人に慣れた、実績のある業者が派遣されるので、不在時の入室時も安心
• 日本人に物件を貸したい大家が多く、日本人向けに柔軟に対応する場合が多い
【デメリット】
• 物件の選択肢が限られる
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2 |
賃貸のみ物件(テナント探しのみ/大家管理物件) |
【メリット】
• 日本人に貸したい大家が多い
• 物件の選択肢が広い
【デメリット】
• 大家と英語で直接連絡
• 大家によっては、対応に差がある
• 大家手配の業者は、コントロールしにくい場合がある
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3 |
現地エージェントとのシェア物件 |
【メリット】
• ローカルマーケットの物件を多数検討できる
• 日系がカバーしないエリアの物件検索がある
【デメリット】
• 現地エージェントもしくは大家に直接英語で連絡
• 日本人も他の外国人と同様の扱いをされる
• 対応が遅い、業者のマナーが悪いなどの場合がある
• ロンドン- 東京プロパティーは大家に直接連絡が取れないため、大家への説得や交渉ができない
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ロンドン–東京プロパティーサービスでは、皆様に快適にお住まいいただけるようご入居中のトラブルにも最大限の
サポートをしておりますが、物件の管理形態(大家との契約内容)により、エージェントにできること、できないことが
あります。物件を決める際には、管理形態をしっかり確認することをお勧めします。
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